ピロリ菌検査・除去について

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ピロリ菌とは

ピロリ菌とは

「ピロリ菌」という細菌をご存知でしょうか。
正式名称は
「ヘリコバクター・ピロリ」と言い、一度感染すると胃の粘膜に何十年も生息し続けます。
ピロリ菌は、慢性胃炎・胃潰瘍・
十二指腸潰瘍、さらには胃がんの原因となる可能性があるため、
感染がわかった段階で早めに除菌治療をおすすめします。

ただ、ピロリ菌に感染していたとしても、自覚症状に乏しいことから、自分がピロリ菌に感染していることに気付いていない人も多いです。
まずは感染の有無を調べるために胃カメラをはじめ、
血液抗体、尿抗体、便抗原、
尿素呼気試験などの方法で、
ピロリ菌検査を行います。
当院の院長はヘリコバクター・ピロリ学会専門医ですので、
患者さんに応じた最適な検査・治療をご提案します。
検査方法や費用、保険適用などの詳細について、お気軽にご相談ください。

ピロリ菌感染の原因

ピロリ菌の感染経路は完全には解明されていません。
ピロリ菌に対する免疫が完成する前の乳幼児期に感染をすることが
主な原因とされ、以前の不衛生な水質環境や、親からの口移しによる感染が指摘されています。

ピロリ菌に感染していないことがわかれば
「家族にうつしてしまうのではないか」と心配する必要はありません。

ピロリ菌感染の治療

ピロリ菌感染の治療

ピロリ菌感染を治療するためには
除菌療法があります。
ピロリ菌の除菌療法では、胃酸の分泌を抑える薬(タケキャブ®など)と数種類の抗生物質を組み合わせた薬を1週間服用していただきます。
内服が終了したら、尿や便で
ピロリ菌検査を行い、効果判定を行います。
初回治療での除菌成功率は
70~90%です。
初回の除菌療法で効果がなかった場合は、抗生物質を変更して再治療を行います。

ピロリ菌治療は除菌したら終了というわけではありません。
ピロリ菌は長期間、胃の中に生息して胃粘膜に影響を与えています。
ピロリ菌に感染していた人は、除菌後も胃がんやその他の疾病リスクが完全になくなることはないのです。
除菌後も定期的な胃カメラ検査を受けることをおすすめします。
なお、除菌療法に使用する薬の副作用や費用に関しては、
スタッフにお気軽にお問い合わせください。

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