- HOME>
- 大腸ポリープ手術
大腸ポリープ
大腸カメラを行うと、
よくポリープの指摘があり、
施設によってはその場で切除治療をすることも多くなってきました。
ポリープには将来的に大腸がんに進展するものがあり、ポリープの段階で切除をしておくことで将来的な大腸がんの発症や大腸がんによる死亡率を減らすとの報告が数多くなされています。
ポリープを見つけ、その性質を評価し、切除することが、大腸がんを減らすための一つの目標となってきています。
大腸ポリープの原因
大腸ポリープができやすい人として、加齢(40歳以上)や男性、肥満、糖尿病、脂質異常症、家族に
大腸ポリープになった人がいる、などの指摘があるものの、明確に「できにくい人」を規定できる要素がないのが現状です。
ちなみに40歳を超えると大腸ポリープの指摘が多くなるとの指摘があり、米国や韓国ではこれをターゲットにした健診なども積極的に行っています。
大腸ポリープの検査と大腸ポリープ手術
大腸カメラ検査を受けて、
ポリープが指摘された場合には、
色素や拡大内視鏡(ズーム)を用いて、ポリープの性状を評価し、大腸がんになりやすいポリープかどうかを判断します。
将来大腸がんになる可能性のあるポリープについては、
積極的に切除を行うことが重要です。
ただし、ポリープ切除には以下のようにいくつか注意が必要です。
- 切除に際しては出血や穿孔などの検査合併症があるので、
むやみやたらな切除は推奨しません。 - ポリープにがんが含まれる場合があり、仮にかなり深い位置にまで
がんが進展している場合には、ポリープ切除をすることはできません。
これらに注意をするためには、
上述の切除前の内視鏡での評価が大変重要になってきます。
安易にポリープを取っていいわけではないのです。
川西市の前田ホームクリニックでは全ての大腸検査において、
拡大機能を搭載したカメラ(オリンパスCF-HQ290ZL/lなど)を使用し、適宜色素なども用いながら、正確な評価を行ってから治療を行うことを実践しております。
カメラはやや太いカメラにはなりますが、これまでの修練で培った技術により、正確で痛みの少ない方法で検査を行います。
また検査時には適切な鎮静・鎮痛を行い、送気には二酸化炭素を用い、少しでも患者さんの苦痛を軽減する取り組みを行っていますので、安心して検査・治療を受けていただけます。
当院での大腸ポリープの治療は、日帰りでの治療となっております。
費用やスケジュールについては
大腸カメラ検査についてで
詳しく解説していますので、ご参照ください。
川西市で内視鏡検査・生活習慣病は前田ホームクリニック