大腸がん

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大腸がんとは

大腸がんとは

大腸がんとは、
大腸に悪性腫瘍ができる病気です。
日本人の大腸がん発症率は高く、
大腸がんにより命を落としてしまうケースも多いので、検診による早期発見・早期治療が
重要な課題となっています。
大腸は長さが約1mあり、
上流部から上行結腸、横行結腸、S状結腸、下行結腸、直腸、肛門管とわけられています。
日本人に多いのは、S状結腸がんと直腸がんで、どちらも大腸がんに分類されます。

大腸がんになっても初期症状がないので、自分で気づく人はほとんどいません。
進行すると血便や便が残る感覚、便が細くなる、便秘と下痢を繰り返す、腹痛などの症状が現れます。
特に血便は大腸がんを知らせる
サインとなる可能性が高いため、血便を確認したら痔だと自己判断せず、できるだけ早く受診することをおすすめします。

大腸がんの原因

大腸がんの原因として考えられるのは、食生活の変化です。
日本では1970年代から大腸がんの発症率が増加しており、
その背景には食生活の欧米化による脂肪摂取量の増加が考えられています。
また、アルコールやハム・ソーセージなどの加工肉は
大腸がんのリスクを上げるので注意が必要です。

大腸がんの発症には、加齢や遺伝にも関わりがあります。
50歳以上の方や、親族に大腸がんの方がいる場合は大腸がんの発症リスクが高くなるので、積極的に検診を受けることをおすすめします。
そのほかにも肥満や糖尿病など生活習慣病が
大腸がんにつながる可能性もあるので、当院では、大腸がん検査とともに、生活習慣病予防や治療にも力を入れています。

大腸がんの検査

大腸がんの検査

早期発見のために、40歳を越えたら大腸がん検診を受けることをおすすめします。
まずは検便での検査を行い、
検便の結果、血便が確認されたら
精密検査に移行します。
精密検査では、主に大腸カメラ検査とバリウム検査のどちらかを行いますが、大腸カメラ検査のほうが、圧倒的に精度が高いです。

大腸がんが発見された場合、専門的な治療が受けられる総合病院を紹介します。
転移の有無やステージの見極めなどを行い、手術や化学療法などで
治療することとなるでしょう。
大腸カメラ検査でがんを確認できなかった場合でも、
3年~5年に一度は検査を受けてください。
大腸カメラ検査にて大腸ポリープ切除治療を行った場合は、
1年に1度の定期検査をおすすめします。

072-757-0886

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